ドアの前でわあわあやって開けてもらい、
ひとしきりあまえたらまた去っていく。
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はみのあたらしい歌ができました。
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思いがけず、海へ。
いつまでも波の音を聴いていられた。
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砂浜を歩いたその時よりも、家に戻ってから、うれしさがこみあげてきた。
砂を踏みしめて歩いた感触が足の裏に残っていた。
これをずっと持っていられたら!
砂浜は、どこよりも地な気がした。海から上がって地。
波打ち際だけは地上で唯一、確かな気がした。
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いかとアンチョビとオリーブの実を炒めたの、おいしかった。
オリーブは他との対比で初めてそのコクがわかるものだし、
アンチョビは今日も今日とて加熱によって消えゆくのだな。
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