2022/05/27

カラーコピーにロック


本当に好きなものはそんなにはないけれど、同時に好きなものはめいっぱいあるんだよ。


どこかへ行きたい気がするけれど、それも違う気がする。
大抵、頭で言っていて、身体に聞くと言っていない。
気分転換が必要だよ、とかでもないんだよね。


家中が静まり返っていることに気付く瞬間、多福感に襲われる。

赤とピンク。ネロリジェイウォーター。イヤクリップ。あかね色。
カラーコピーに書いたお手紙が好き。

6kmくらい歩けば、抜けるでしょう。

あなたにとってロックンロールとは?に関する最適解2つ。
「え?なにそれ?うーん、わかんないけど楽しいよ」。
もうひとつは、
あの時ロックンロールから受けた衝撃が最高のもので未だ最高なんだって、
そのままうたったうた。


2022/05/26

キラキラの




書きが足りないと体感でわかる。ばらばらになってくる。

まずは私が書いて落ち着いてから。
書かない日々はヴァータが上がって、絵ばっかり見続けてしまう。文章は読めないで。

書くことは動的でもあるから、すぐに身体の内外から反応があってたすかります。


きはぽがお昼に油をザブ飲みして、夕方にちっともごはんをせがまない。


キラキラの80’。


来ているのは、お試しでなく、確認です。
バシャールがそう言ってうれしかった。
お試しといっているうちは、まだどこか自分を疑っている。
確認だって思った途端、自分の中にすでにあるものを確かめているだけになる。
それから以降、私にお試しは来ない。
来るのは確認事項だけ。


雨のおかげで落ち着いている。


時が1996だったら、そうしていた。
今の私はこう言うかな、「それで会う時は会おうよ」って。

2022/05/25

ハイウェイ、レモンのケイク




みんな、自家製毛玉が大好き。
毛玉は出してやると、大抵すぐにどこかへ行ってしまう。
それは冷蔵庫の下とか。
なんでもない時にも冷蔵庫の下に手を突っ込んで、
熱心にこぼれ玉を探す姿がよく見られる。

今日は一つ、出てきたのをしみこちゃんにパスしてやると、
華麗に受け止めてから一度毛玉をそのままにして、
爪研ぎへダッシュして爪を研ぎ、急いで戻ってから毛玉あそびに入った。

万全の態勢であそびたいと考えたのかなとか、
どんなにか毛玉あそびが好きかとか思ったら泣きそうになる。


何かを決めて、やめることが好き。


呼吸は与えること、与えられることのメタファー!
吐くのが先、即ち与えるのが先。


貝殻が小さく砕けて、砂浜になった。


ハイウェイ、レモンのケイク、さつまいもとキャラウェイシードのポタージュ。


みすや針の手応え。針とは、手応え。

2022/05/24

クリンペライ



次の日もしみこちゃんときはぽは、夕刻の流れる車を眺めていた。
ねこはいい、どんなに破茶滅茶な奴でもこういう時を持つから。
人もそういう人が好きで。
夕日が落ちるのをずっと眺めている人をずっと眺めていた、うれしくて。

哀しくなりたくないのだ、だからいいものを見たい。

そして、意図した。意図することが全て。

クリンペライ。
生きてきてこれまで一度も発したことのない文字の並び。
ピアノを少しだけ弾ける者の意。
どれだけ聴いても拾い終わらない音の世界!

音楽とは猫以上に個人的なもので、誰かの文章で読んでいるうちが花で、
実際好みのものに当たることはそうそうない。

ところが時に当たることがあるのよね、だから楽しいの。

2022/05/23

海へ


ドアの前でわあわあやって開けてもらい、
ひとしきりあまえたらまた去っていく。


はみのあたらしい歌ができました。

     
思いがけず、海へ。
いつまでも波の音を聴いていられた。


砂浜を歩いたその時よりも、家に戻ってから、うれしさがこみあげてきた。
砂を踏みしめて歩いた感触が足の裏に残っていた。
これをずっと持っていられたら!

砂浜は、どこよりも地な気がした。海から上がって地。
波打ち際だけは地上で唯一、確かな気がした。


いかとアンチョビとオリーブの実を炒めたの、おいしかった。
オリーブは他との対比で初めてそのコクがわかるものだし、
アンチョビは今日も今日とて加熱によって消えゆくのだな。

2022/05/22

レッスン30、桃のパスタ


猫も深呼吸をするし、ため息だってつく。
知らなかったよね。


レッスン30、桃のパスタ。


わかっていることを引き出して、目の前に並べて、もう一度呑み込む作業。


私の本棚にあるのは実用書だけ。
物語は置いていない。物語は体験、通り過ぎるものだからさ。
ただ、何を実用書としているかというのがあって、
その辺りはごく個人的な。


きはぽとしみこちゃんがキッチンカウンターの上からずっと下界を見下ろしていて、
何が見えるのだろうとふと目線を同じにしてみたら、
夕刻に流れる車を見ているのだった。
2016年の9月、6階住まいの頃。
 

どうも肩が全て。朝は肩で決まる。起きた時に肩が軽いかどうか。

2022/05/20

チャンス

 

もう今は、猫を探しているわけでもないし、
ただ出掛けていって、ほくほくして帰ってくるだけ。

きらきらのブルーボトル。

チャンスがあり続ける世界。

みんな身から出た毛玉が大好き。

ヨーグルトで作るクリームチーズの再現力に感動。
水切りヨーグルト、レモン、ハチミツ、カルダモン。
特にカルダモンの役割がすごくって、加わった瞬間に存在を消して全体の中に溶け込む。
どういう融合をしたのか全くわからないことになっている。


2022/05/19

大自然

 



二度三度体勢を変え、自分に心地よい地点を探って身を落ち着ける。
見惚れてしまうな。
さらに寝返りを打つ時も、怠らずにもう一度探り出す。
本当に、することに無駄がない。これが大自然か。

妹がパートナーの誕生日に折りたたみ傘をあげたって言うから、
私も傘あげたことあるよって言ったら多分安心していた。
私だって同じよ。傘あげる人もいるんだなってお互い思っていた。

ギフトが届いて、バラのジャム、ダマスクローズのウォーター。
ダマスクローズは特別。
他のバラとも全然違う。
やっぱり焼き芋の匂い。好き。
効能とか二の次でいいから、保湿のほうは内側でやるから、
気のためにこれを使わせてほしい。

2022/05/18

イカブローチ


 誕生日にもらった、ブローチのコレクションボックス。



イカのブローチがあることに一年くらい気付かないでいたのよ。




2022/05/17

猫の下腹部の余分



クリーニングと後はあそびしかない。
あそびというのは、猫の下腹部の余分みたいなこと。




モーナが言った、クリーニングを知らなかったから命を落とした、ということを思う。
そういうことってあるのよ。
クリーニングを知らなかったら今死んでいた、という瞬間が日常的にある。




形も所作も何も奇跡の生き物。




大抵のお別れはしなくてもいいお別れだと、
私もそう思うな。




きんちゃくばかり作る。



味見をすると他が全て残りものになることから、
一流の料理人は味見をしないという話がアーユルヴェーダであって、
料理を味見しないで仕上げる実験中。
丹田でやったら、必ず落としどころはわかるはずなんだよね。

2022/05/13

青の引き出し

 



おさがりをお直しして着る。




もったいなくて後ろから拾い読みして、遂には全部目撃してしまうみたいな。




もう、どうだっていいな。
どれだけ不思議でもいい。
これは私の自由になる。




青の引き出し。
分類はあいまいにするのがポイント。




この先進んでいくと、しゃべることもなくなってくるのかなとも思うけれど、
一方でおしゃべりは調子が上がる一方。
内容は単調になるけれど、それでも名調子でいくらでもしゃべれてしまうね。




家の中で、すごくいい場所を見つけてびっくりしている。
今まで一度も見つけなかった。
これからはここでいろいろやっていく。




ねこは日中に、くたくたになるまであそばせろ。