アポカド王国

 


結局、光の量が足りなかったからなのか。
日が変わって光もさしてくると、一気に気持ちも晴れていった。




春を迎え、いつしかはみたちはねこだんごを作らなくなった。
互いに寄るのもあついふうで、
それぞれが独立してあちこちでペタッと地べたに張り付いている。



できることとすることが同じ。とても楽。



母からの手紙に平然と「アポカド」と書いてあって、
もうアボガド論争だとかどうだってよくなる。
ちなみに「アポカドのスパ」というのが全容で、
略語スパを前にパスタだってもうどうだって。

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