2022/06/23
2022/06/16
フェリックスとローラ
家が残るということ。
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父が素敵なニットを着ていたから、それはずっと持っているもの?と聞くと、
ああ、これはネットで、と言ったのがおかしかった。
最近はネットでいろいろ買っているよ、と付け加えたのも。
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パトリス・ルコント。
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男性像も女性像も好き。
夢見がちに見えて、実は誰一人取り乱すほどではないところとか、
女性はいつも儚く消えてなくなりそうなのに、誠意あるところとか。
飛びながら、でも安心していられる。
必要以上のノスタルジーに駆られることはない。
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フェリックスとローラ。
3組の目がこちらを見ている。
明らかにいい日だとわかるような一日の始まり。
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名前をやたら呼んでくれる人が好き。
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郵便局にて、知らない人がおすすめしてくれた切手を買う。
「これがいいですよ、切手趣味週間。マニアには人気が高いですよ」
と熱くすすめてくれた。
途中一瞬、夜景特集の切手が目に入ったらしく横道に逸れて、
「あ、これもいいですよ」
と言ったいい加減さが最終的には決め手となって、
「じゃあこれにしようかな、これください」
と切手趣味週間を買うことにする。
最初からずっと私たちのやりとりを見ていた局員さんは失笑気味に、
「シールのもありますよ、これでいいですか?」
と言ったけれど、これがいいんだよ。シールのにシールだからって価値はないの。
私が終始おもしろがっていたことに気付いてほしい。
2022/06/15
ピアノ、くるみ、ロバ
ピアノ曲だけで構成されたプレイリスト。
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くるみのクッキー。
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靴下を履く私の側でうろうろしているものだから、
ふとしみこちゃんの背中に靴下をかけてみる。
すると、気にも留めずにそのまま歩き続けているので、靴下をさらに増やしてみる。
2,3,4,5枚。
しみこちゃんはロバみたいに、構わず歩き続ける。
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しみこちゃんはブロッコリーが大好き。
ブロッコリーの季節は、ある限りのブロッコリーをしみこちゃんに捧げる。
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インテリアのことをするのはほっとするね。
身体のことをするみたいに、インテリアのことはする。
2022/06/14
2022/06/13
2022/06/10
桃のはな
これを見逃して生きるなんて!
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マンションの高層階で毎日起こっていることのどこが不自然だと言える?
その部屋で人々が息づくこと、猫たちが季節を感じて移ろっていくこと。
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田んぼ沿いの無人販売所でいいお店がある。
おだんごや野菜、
この日はおいものおだんご2パック、大根数本、柑橘数袋、
がほとんど100円で並んでいた。
陳列物にもわくわくするけれど、販売所の店構えにもびっくり。
料金箱には店舗の窓と同じガラスが切り出してはめこんであり、
縦横の辺も一辺たりとも合っていない。
雰囲気でまとめあげ、かたまりにしている。
販売所自体も、そんな料金箱をそのまま拡大したような構え。
近所ではこの販売所が話の種になっていて、
今日は何が出ていたよとか、あの人の作った何はおいしいねとか。
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共感しかできることはないのかもしれなく。
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桃のはな。天体の動き。
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お返事は要らないと感じて、それ以降書かない。
お手紙にはやりとりが必要な時がある。人生の今必要みたいな。
それが一旦終了したら、今期は果たしたと思ってやめる。
それでまたいつか、いきなり書き始める。
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どれだけ自意識過剰に生きてもいいよという赦し!
2022/06/09
2022/06/08
2022/06/07
2022/06/02
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