2017/02/09

古い本、新しい写真


旅には新しい本を選んで持って行くよりも、
いつも読んでいる本を持って行きたいな、安心して。


例えばどこかへ出掛けた時に撮る写真って何だろうと思ったら、
撮る意味がまるでなくなった。

日々を、撮るなら撮ろう。
遠くへ出掛けた日も、日々として。
あとは、美しいものをただ撮ろう。おもしろいものと。



2017/02/08

新しい音楽



音楽はメロディに救われてもいるが、記憶が付きすぎるのもそれがためで、
これからの新しい音楽といったら作る者が、聴く者が、
とりまき全ての者がそこから解放されたもののことをいうだろう。




2017/02/03

六月の雨



退屈な説法にたまらなくなって、チャペルよろしくお寺を勢いよく飛び出したら、
外は地上の楽園だった。

静かに雨が降っていて、緑は目にも鮮やかで、光の粒が煌めいて、
あぶれた子どもや大人たちがいて、
なんだ、みんなここにいたのね。

六月の雨の日、
中で何が起ころうが語られようが、ここはずっと続くのだと思われた。

2017/02/02

どの海を知っている?



手紙の束からこぼれ落ちてきたもの。

キャンドル。

これについては心当たりがあって、誕生日会に参加できなかったからと、
さっちゃんが後日お手紙と共に届けてくれたのであった。


貝がら。

貝がらはどうしたのかしらね。
まあ、私の持ち物のどこからこぼれ落ちても不思議じゃないのが貝がらで。

2017/02/01

2017/01/31

コタツ用お米



母から届いたコタツ用のお米。

お茶とドライフルーツのコーナーなんかを眺めていて楽しい。

人が思うよりいろいろあるし、
人が思うより楽しくやっていると思うの。




2017/01/30

シンビジウムはいつに咲く




フラワーパークかごしまのチケットが素敵。
今のところのベストオブ植物園チケット。

ガジュマルは年中最盛期なんだな、とか分かる。


2017/01/28

炎と煙3


ロマンティックでアヴァンギャルド。


電話をかけると大抵、何かあった?と言われる。何にもないのにな。
いつだって突然でしょ、そうでしょ。


ほのおとけむり、えんとえん。

2017/01/27

炎と煙2


アザミを描いた時のことをよく憶えている。その場所も、写しとる感触も。


ああもう、便りが届くのも春しかないな。
待つのも春しかないし。

春でしかないことばかり。



2017/01/26

炎と煙


クラシックはいいよね、
1959年の録音でお聴き頂きましたとか、さらりと言ってしまうから。


本気で心を尽くせ。


みんなどうか正直で。もしくは、黙っておく。

2017/01/24

レモンを射る



レモンの供し方においてこれが最高の。


注目のメニューは珈琲のヘップバーンシリーズである。

サブリナ、ローマの休日、おしゃれ泥棒、オードリー、ティファニーで朝食を、
シャレード、昼下がりの情事、パリの恋人、マイ・フェア・レディ、
と豊富すぎるバリエーション。

映画音楽のみがかかる喫茶ウルワシ、ウルワシは麗し、麗しはサブリナ。