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DIARY
August 30, 2018
私の目2
そんなこととはつゆ知らず、
私の体験していた貝がら拾いはこうだった。
家から海は近かった。
子どもだった私に、ある時、鮮烈な体験はやって来た。
いつものように貝がらを拾っていると、
突然、強い思いが訪れた。
私は視力はとてもよわいけれど、
目はとてもいいんだ、って。
この目はうつくしいものを
いっぱい見つけることができるんだ、って。
自信に近い、強い思いだった。
わくわくで胸がいっぱいになった。
どこまでも行けそうだった。
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