壊れたスクラッパー


壁に貼って、すっかり自分のものになったらスクラップブックに入れて、
次をまた、壁に貼る。

日に何度も私たちは、はみちゃん、大きくなったね、と声を掛ける。
壊れた何とかみたいでいいから、何度だって。